嘘?!ホント?!



夢だったんじゃないかなって不安になって
思い出してみるとやっぱり記憶は鮮明で
そうっと近づいてみると
いつもと変らないあなたで
「そんなことした覚えがない」って言われたらどうしよう?
ほのかの夢だったのなら 恥ずかしくて死んじゃう!

確かめてみようと意を決して
振りほどかれたらとおそれながら
そっと指を絡めてみる
顔を上げて目を閉じてみる
動悸で眩暈がしそうなのを堪えて
ねぇ、夢じゃないよね?!
嘘だなんて言わないよね・・?

初めてのときと感じが違って焦る
どうしてだろう、やっぱりあれは夢だった?!
絡めていたはずの指が解かれて
あなたの手は私を取り囲んで
私は必死であなたにしがみついた
どうやって息するんだっけ?
わかんなくて頭がぐるぐる・・・

「おまえ、あんまり誘うなよ・・」
「え、だってあれは夢かもって思ったら心配になっちゃって・・」
「ああっ!?怒るぞ、おまえ!!オレがどんだけ・・」
そんなに怒らないでよ、なっつんてば!
でもそうか、なっつんも初めてのときは大変だったのか!?
ちょっと安心したら嬉しくなった
「どんだけ・・何?」
「・・緊張したと思ってんだよ・・・」
「そ・そっか・!?・・ごめんね、なっつん」
「おまえは・・・固まってたな?」
「うん・・・だってもう何がなんだか・・」
「じゃあ、それでよく覚えてなかったってことか?」
「う・うん、そうかも。だからもしかして夢じゃないかと・・」
「・・・で、今度はどうだったんだよ?」
「そ、そんなこと聞かないでよぉ!!えっと・・えっとその・・」
「わかんないならもう一回するぞ。」
「!!??ちょっ・・ま、待って待って、なっつん!」
「嫌なのかよ?!」
「そうじゃなくって。だから、その・・」
「・・・?」
「ゆ、ゆっくりしてね?息するの難しくて・・」
「ああ」
「そ、それからね!」
「まだなんかあんのか?!」
「えっと、だから、その・・」
「あーもー、煩い!オレだってまだ慣れたわけじゃねぇ!!」
「!!う・うん!だから・・」
「もう黙れよ・・」


「もうダメ・・・」
「オレももう駄目だ・・」
「だから言おうとしてたのに!」
「何をだよ?」
「力が抜けて立ってられなくなるから」
「だから?」
「立ったままじゃなくてどっか座らせてって・・言おうと・・」
「・・・おまえ、それじゃあ余計ヤバイだろ・・?」
「え、なんで?・・なっつんは何が駄目なの??」
「いや、その・・もう知るか!」


「うえ〜ん、もうダメって言ったのに〜!!!」
「おまえのは逆効果だって言ってんだろ!?」
「うう・・・なっつんのスケベ」
「おまえが悪いんだよ、天然!」


嘘でも夢でもなくって良かった・・けど
まだまだ慣れない二人だから大変なの
仕方ないよね、お互いによく知らないんだもん
こんなに好きになったことなかったから
幸せと不安もはんぶんこ
「でもほのかのが痛いよ、絶対!」
「・・・それは・・・すまん!」
「なんかずるくない?!」
「どうすりゃいいんだよ?!」
「もっとほのかのこと好きになって」
「これ以上は無理!!」

うんもう・・!嘘ばっかり!!








・・・馬鹿ップルだよ、ばかっぷる!!
もうなんちゅうか・・・すいません!(逃)