〜Honey my sweet〜
初めて聞く声にならない声
耳じゃなく身体に直に響いてくる
羞恥と途惑いがまだ大半を占め
押し殺そうとしているのがわかる
我慢をするなと言っても無理らしい
顔をゆるゆると左右に揺らす
触れる毎にほのかは赤く染まっていく
後ろめたいほどの悦びを感じる
目を開けられない目蓋に口付ける
睫が揺れて滲んだ涙が光っていた
戸惑って当たり前だろう、オレもそうだから
愛しさだけで息が詰まりそうだというのに
身体が勝手に繋がりたいと要求を強くする
だけどもっと声も聞きたい
残らずすべてに口付けたい
甘さは頭にまで響いてくる
耐えていられるのはその甘さのおかげかもしれなかった
指で探ったその場所はあまりに狭くて
無理だろ・・ってのが正直なとこで
欲しくて堪らないのにどうすりゃいいんだ
傷つける怖さと焦る身体が葛藤する
僅かずつだが濡れて解けてくるのを感じる
びくつくのは痛みだけじゃないらしい
必死な強張りをなんとかしたくて
出来る限りの優しいキスをした
ほのかの力が抜けていくと安堵する
緩く口付けたまま指を動かしてみる
喉の奥に沸き起こるお互いの声が絡み合った
唇は自然に離れて空気を求めて喘ぐ
耐え切れなくなって指を引き抜くと小さな悲鳴
焦るように進もうとしてもそう簡単にはいかない
随分長く感じた どうしても止められなかった
泣き叫ぶような辛い声を聞いても
爪立てて縋ってもそれらは煽るばかりで
「好きなだけ噛め!」と言った
おまえがくれる痛みなら
おまえに与える痛みのためなら
どれだけでも 構わないから
よく「夢中」とか言うけどまさにそれ
息だけが荒くて 火照った身体は熱いまま
「ちょっと待ってろ・・」
そうは言ったが眠ってしまったらしいほのかを抱え
沸かした風呂に二人で浸かった・・二人とも酷い有様だったから
「・・なっつん・・?」
「大丈夫か・・?」
「・・・気持イイ・・」
それだけ呟くとほのかはまた寝てしまった
なんとかオレのパジャマの上だけ着せて寝かせた
疲れて横になると安らかな寝息と寝顔に見入る
なんでそんなに変らずにあどけない顔してんだ?
あんなに辛そうに泣いてたくせに
オレにしがみついて肩を咥えてたくせに
夢中になるほど気持ヨクしたのどこのどいつだよ?
悔しいほど愛しい身体を包んで目を閉じた
こんな体力ないんじゃこれから困るじゃねーか・・
とか思うのにオレは嬉しさでおかしくなりそうだ
眠れるかどうかわからない それでもこうしていたい朝まで
まどろんだそこはいつもと全然違う場所のように思えた
こんなに安らかで温かい処をオレは知らない
柔らかい髪と微かな寝息
温かくて涙が滲みそうになった
甘く優しい吐息をもっと聞かせて欲しい
どうかこのままで
「なっつん・・?」
「・・起きたのか。」
「ん・・と・・あれ?お風呂入ってなかった・?」
「その・・汗とか酷かったからな。」
「うん・・気持良かったよ。でもすごく沁みて・・」
「!?・・・す、すま・」
「あ・だ・大丈夫!痛いってほどじゃないよ。」
「今は?」
「ん・・もうほとんど・・」
気恥ずかしい会話と視線のやりとり
突然ほのかがオレの頬に唇で触れた
「おまっ、先越すなよ!」
「そんなの早い者勝ちだよ!」
「ふーん・・なるほど?」
「・・なっつん、目が・・危ないんですケド・・」
さっきから我慢してたのにそういうこと言うならと
この日最初の唇に触れてその甘さを確かめた
続き・・・書いちゃった・・んですけど、どうなんですか?これ。
初めはもっと具体的に書いてて、いやこれはウチの柄じゃないな〜?!
と思ってソフトに(これでも)したのですが、やっぱヤバイのかなぁ・・
リクエストくださった方にご満足いただけたかどうか不安ですが
夏ほののイメージ壊さないように頑張ったつもりですのでご容赦ください!