「明日は何の日か知ってる?」
「はあ?明日何かあったかの」
「明日はね、満月だよ」
「それがどうしたというんじゃ」
「満月はね、殺生丸さまが夜だけちょっと違うんだよ」
「!!!な、なんと!まさか、まさかお前・・・」
「だから満月って大好き」
「ひ〜〜!なんかもう聴きたくない・・・」
「どうしたの、邪見さま」
「あのね、満月は・・・」
「りん」
「あ、殺生丸さま」
「そのことは誰にも言うな」
「はい。でもどうして?恥かしいの?」
「・・・りん」
「はい。誰にも言いません」
「よし」

りんは思いました。
満月の晩に殺生丸の額の印が消えることが何故恥かしいのかなと。
でも殺生丸さまが言うなっていうなら言わないもんv