明日への手紙



オレは手紙って書いたことない
字へただし書くの嫌いだし
別にメールで足りるしね
らしくないってのもある
面倒くさいよ便箋とか要るし
でもさ
手紙ってちょっと憧れる
レトロな通信手段なのに
そこには言葉以外のものがある
文字に表れる人となりとか
伝える中味がたいしたことでなくても
そのときの精神状況まで伝わる気がする
だから面倒だと思うのかもね
オレに苦手と憧れを抱かせる
そんな手紙で伝えたい
いつかあんたとオレ自身へと
まだなんて書いていいのかはわからない
それが思いつけたらきっと書くよ
メールじゃないオレの汚い字で
オレそのままの気持ちで
照れくさいけどね
きっとあんたはそれ見て笑うな
恥かしいほど嬉しそうに微笑むんだろう
返事はなくてもいいんだ
あんたの手元にもゆっくり届くといい
次に逢ったとき直に伝えてくれるかな
微笑んでくれればそれでいいんだ
オレとあんたの未来がさ
そのとき交わる気がするよ
明日かあさってかずっと先
きっと書くから待っててよ
そのためだけにでもこの世は
このまま明日へと続くといい
あんたの返事が届くまで
笑顔がオレに向けられるまで







いきなりのヒグチ→ヤコv(第一弾)
好きなんです、この二人もものすごく。
めっちゃ仲良くなったらいいと思う。