*警告!大人な関係の二人です。
ダメな方はお戻りください!
大丈夫な方はスクロールぷりーずv
































アイが足りない



やっぱ、アイは可愛いな
ねえ、いつもの俺でもいいけど
アイとこうするときは
少しオトナな方がいいよね
アイを腕に閉じ込めたいしね

どろどろに溶けて
俺と一緒に
ぼろぼろに崩れて
俺だけのために
搾り出すように鳴いて
耳が裂けるくらい
どんなにめちゃめちゃにしても
息が止まるくらい抱きしめても
何度意識を飛ばしても
ねえ、全然足らないよ
なんだかずるくない?
アイも欲しがってもっともっと
俺だけに見せて? アイ



いつも可愛いひと
無邪気な瞳がそこに在る
大きくなってもあなたはあなた
身体がオトナでも中身は同じ
包んでいたい あなたを

思考も羞恥も忘れ
あなたと一緒に
波に攫われ苦しくとも
あなただけのために
ここにいますよと告げたくて
喉を震わせ想いを託す
どんなに乱れて見せても
指先に力を込めても
何度熱に焦がれても
どうしても伝えきれない
ずるくなどありはしない
あなたを求めているずっと
私にだけ甘えて サイ



「あのさ、俺アイとするの大好き」
「そうですか」
「アイは好きじゃないの?」
「お答えしかねます」
「なんか全然飽きないし」
「そうですか」
「・・もしかしてアイは俺に飽きちゃったの?」
「そんなこと言ってません」
「ほんと?俺はアイが飽きても止めないよ」
「どうぞお好きに」
「冷たいなあ、してるときは素直なのにね」
「ノーコメントです」
「ねぇ、アイ?」
「なんでしょう」
「もう一回しよ」
「またですか」
「今度はどんなのがいい?」
「これで終わりにしてください」
「意地悪言うから次は死ぬほど愛してあげる」
「死なない程度にお願いします」
「なんだかね、愛が足りないよ、アイ」
「そんなことありません」
「ほんとかどうか確かめさせて」
「いくらでもどうぞ」
「でもやっぱり足りないと思うよ?アイ」
「愛していますよ、サイ」
「うん、だからもっと愛して、アイ」






らぶらぶなのが書きたかったのです・・
ところでサイの一人称を僕→俺に差し替えました。
気付くのが遅くてすいません。(1/3改)