夢見る頃は過ぎても 1 


「あ〜あぁ・・なんですか、これはー!?」


白浜ほのかはその部屋に足を踏み入れると同時に嘆いた。
そこは乱雑で掃除も行き届いておらず、薄暗く埃っぽい。
至る所に分厚い本が積み上がっており、地震でも起これば
一巻の終わりではなかろうかという絶妙のバランスを保つ。
中央に設置されているデスクトップのパソコンの前だけは
辛うじて空間が存在し、椅子はその部屋には不相応に豪華だ。
椅子はリクライニングも可能で相当値も張る特注の品である。
その豪奢な椅子にだらしなく仰向けになり、デスクの上に
わりと長めの両脚をお行儀悪く投げ出している男が居る。
薄い冊子のような物を被っている顔から微かに寝息がしていた。
周囲には食べ散らかしたコンビニのカップや袋等でゴミだらけ、
いかにもな学芸員或は研究者と見て取れる。秘書が存在したとして
諦めて出て行ったのではないかとさえ想像に難くない光景だった。

ここは某大学併設の大学院、経済学部棟の一研究室である。
博士論文の締切りを間近に、院生の谷本夏は既に丸5日は篭りきりだった。
彼は公私共に多忙を極めており、院に残ってからはここを隠れ家としている。
ごく限られた者にしか所在を明かしていない。論文等に没頭する為には勿論、
息抜く場所も兼ねていた。だからこそ、白浜ほのかには特に秘密にしていた。
彼女をよく理解している夏はそこを最後の砦として死守したかったのだ。

一方白浜ほのかは所在不確定の夏のことを探し大学で情報を集めていた。
人見知りとは縁のない持ち前の明るさでどんな偏屈な教授であろうとも
容易く親しくなれる。彼女はかなり人たらしな面を無自覚で備えていた。
夏を探す目的は彼のことが心配だから。おそらく碌な生活をしていない。
放ってはおけない。ほのか以外に甘えられる相手がいるなら余計なことだが
性格がガラッと変わってしまったとは思えないほのかにはやはり気に掛かる。

”あの人・・ほのか以外に甘えられる人とか・・・今はいるのかなぁ?”

さすがにほのかといえど、夏が自分を遠ざけていることくらい気付いていた。
それでも無事を確かめずにいられず、避けられる理由もほのかなりに考えた。
一番簡単な答えは、夏に世話を焼いたり安否を気遣う者が他にいるということ。
しばらく会っていなかったこともあり、無い可能性は充分にあった。けれど
それを確かめるのにも会わなければならない。嘘を吐かれてもきっとわかる。
毎日のように押しかけては彼の傍にいたあの日々は紛れもない現実だった。
隠し事はあったかもしれないが、ほのかは誰よりも夏を知っていると思っていた。
逃げ回っている本当の理由は何か?嫌いになったとは思えない。思いたくない。
夏を心配していけない理由もない。どんなことがあっても大切な友達ならば。
ほのかは夏を探している間、挫けそうになる気持ちをそんな風に励ましていた。

そうしてとうとう夏の所属する経済学部長である教授を見つけ出した。
案の定彼は不健康な生活をしているようだ。これはやはり行かねばならない。
見た目ほど軟派ではない夏は反対にとても勤勉実直で頑固で熱心な努力家だ。
それは変わっていないだろう。ほのかは久しぶりに腕を振るうことにした。
見つけたと夏を驚かせ、文句の一つも言ってやろう。それくらい許される。
ほのかは夏の好物を思い起こし、準備を整えてから向かう計画を立てた。
久しぶりだねと挨拶したら夏はどんな顔をするだろうかと想像をしながら。
期待と少しの不安を抱えてほのかはその場所の扉を叩いたのだった。



「なっちー!差し入れに来てあげたよ!生きてるかーい!?」
「帰れ。掃除とかする気なら止めろ。書類に触ったら殺す。」
「なんつー暴君。あのさぁ、学長が心配してたよ?間に合いそう?!」
「ったり前だ。完成済みだから仮眠をとってんのがわかんねぇのか。」

一向に帰る様子のないほのかに椅子の主は不愉快そうに起き上がる。
面倒臭げに向き合うと、男の顔は当に百年の恋も醒める状態だった。

「お風呂も入ってないでしょ。顔も洗ってない、と。髭剃り無いの?」
「・・・うるせぇな。どこからこの場所を嗅ぎ付けやがったんだよ。」
「そんなことなっちのが知ってるでしょ。ほらっ!差し入れ食べて。」

男の眼前に差し出されたのは手作りにしか見えない二段重ねの弁当包みだ。
それに気付かない夏ではない。少し考えた後「それ置いて帰れ。」と告げた。
ふっと笑顔を零しながらほのかは夏に近づく。顔色は思ったより悪いようだ。

「・・・から揚げあるか?」
「消化に悪いかと思って入れてない。卵焼きならあるよ。今度作ってくるね。」
「作らんでいい。論文はあと送るだけだし、この5日間よりは余裕ができた。」
「そんなこと言わずに。なっちの好きな味付けちゃんと覚えてるんだからさ。」

夏はプイと横を向いて眉間に皴を寄せ難しい顔をした。これは照れているのだ。
ほら、変わってなんかない。ほのかは嬉しくなって弁当を広げる場所を探した。
本だらけだが、辛うじて応接セットのようなものがあると発見してそこへ近付くと
夏は触るなと命令し、本が何冊も積みあがっているのを抱えて床に落とし始めた。
埃が舞い咳が出た。相当な重量だと推測できるがそこはさすがに夏である。
なんの苦労もなく次々に本の山を移動させ、やがてすっかり机の表面が現れた。
空いた机上に置けと顎で示され、口でいいなよとぼやきながら弁当包みを置く。

「手を洗わないの?一応お手拭きあるけど。あとは・・・お茶かな。」
「・・・どうやら帰る気はなさそうだな。」


苦い顔で睨む男はかつて高校時代には『王子』と呼ばれていた面影が
相当に目を凝らさねば見つからないくらいに憔悴しきった顔をしていた。
無理をしたんだろうなとほのかは思い、来て良かったとほっと胸を撫でた。


「さっコレ食べたらお風呂入りにお家へ帰りなよ。今お茶淹れるからね?」
「・・・お前、今日は随分めかし込んでるんだな。香水なんぞ付けてんのか。」

突然の意外な言葉にほのかは目を丸くした。夏の顔がさっきより重苦しい。

「・・まぁね。ちょっと友達に付き合う予定が出来たの。でもまだ時間あるから。」
「夜の予定か。お前この頃色気振りまき過ぎじゃねぇか!?化粧もそうだがなぁ・・」
「失礼な、ナチュラルメイクだし!振りまいてなんかないよ、こんなの普通だもん。」
「男を舐めすぎなんだよ!変わったのは見てくれだけでまだまだガキのクセして・・」
「またそんなこと言う。なっちがそんなだからほのか過保護だって言われるんだぞ。」
「お前が無防備過ぎるんだ。俺は当然のことしか言ってない。」
「当然にしては細かいって。・・なっちの秘書さんだって困ってたんだよ。」
「いつそんなことを・・会社のことにまで口出しすんなよ!?」
「前にちょっと会社見学に行ったでしょ?!そんとき聞いたんだよ。」
「あれか!・・会社にも行くな。誤解されて散々だったんだからな。」
「誤解って?」
「なんでもねぇ!ったくガキがチャラチャラと・・周りも馬鹿ですぐ騙されやがる。」

夏が何かを誤魔化したのはわかったが、ほのかはそれ以上追求できず口篭った。
自分は夏の邪魔ばかりしている厄介者なのだろうか。湧いてきた自信がまた窄む。
向き合えばこのところいつもこうなってしまう。どこか噛み合っていない会話。
気の置けない間柄だからこそずけずけもの言う。夏の口の悪さなど慣れたものだ。
元来気心を易く預けられない性格の夏がここまで素を晒し出せる相手は少ない。
だからどんなに口汚くても夏の言葉はほのかにとって心地良かったのだ。これまでずっと。
そんな二人を兄妹のようだと言われた。実際そんな風だったし気にしていなかった。
だが違う見方をする者も出てきたのかもしれない。少し見た目が変わっただけなのに。


”昔は良かったな・・何を言われてもどうでもよかったのに・・・”

昔とはかれこれ6年ほど前になる。知り合って間もない頃ほのかは幼かった。
同年代より子供っぽいほのかが夏に寄り添い、じゃれ付いて我侭を言う様は
微笑ましいものだったのだろう。誰も二人のことを邪推する者はいなかった。
ほのかは何かが変わったと思う。それはなんなのか。自分が?それとも夏が?
変わったのは些細なことだと思える。納得できる答えはどこに在るのか。
夏に直接会えばもっと確信に迫れるのではないかという予想は当てが外れた。


夏は夏でほのかに苛立っていたのは事実だが、ほのかが悪いのではない。
あの頃、振り回されたりプライベートを侵されてもほのかの存在に癒されもした。
それは恋愛感情ではなかった。ほのかの方でもそれを求めての行動ではなかった。
ファンクラブが出来る程女に人気のあった夏だが、それらは疎ましいだけで
男女抜きの関係が居心地も良かった。ほのかは身内に縁薄い彼のそれでもあった。
見返りを望まないほのかが好ましかった。亡き妹を除けば誰よりも護りたい存在。
自分とは真逆の人を疑わない穢れなさも眩しい。子供のままでいて欲しかった。
このままほのかと離れられなくなるような予感など拭い去ってしまいたかった。

しかし願いが叶わないことも承知していた。更に夏は秘密も抱えていた。
谷本財閥の跡継ぎの表の顔と、武術を通じて踏み込んだ闇の裏社会での顔。
後者は特にほのかには知られたくない一面で、彼はずっと隠し続けていた。
全てを隠し切れなくなったとき、彼はほのかに二度目の別れを告げている。
一度目は孤独の淵から戻り再会を果たした。二度目は”またな”と約束をして。
ほのかは見た目より大人で、泣かずに待つと言った。そして数年間離れていた。
再会したのは春だった。ほのかが大学に入学してきたのだ。夏の居た場所に。
ほのかは18歳、夏は大学四回生になっていた。別れて4年経ったことになる。
当時大学院に残ることになっていた夏の前に現れたほのかは別人のようだった。

「元気だったみたいだけど・・随分王子サマっぽくなくなったねぇ?!」

夏の前で人懐っこく笑うほのかに夏はしばらくは口も利けなかった。
笑顔だけは「ああ、ほのかだ」と思えるのだが、ほかは知らない女だった。
背が少し伸び、特長のクセ毛はどうしたのかゆるいウェーブに変わり、
服装も体型も、昔の幼いところが消えていて呆然としたのは記憶に新しい。
夏も変わったかもしれない。王子だなどともてはやされていた頃よりも
自然体になった。野性味が出たせいか女にはそれほど騒がれなくなった。
それでも会社では身形も整えているため、ファンは相変わらず無くはない。
谷本財閥の跡取りという肩書きだけでももてないはずもなく、見合い話は
桁を更新した。見るのも嫌で仕事に没頭すればしたで人気はまた上がった。

けれど、どんな状況下でも修行を積んで一層強くなってはいても夏は夏だ。
多少大人になりはした。恥ずかしい過去を含めて成長したとも云える。しかし
根本的には何も変わらないと夏は思う。ほのかが妹とは別枠で大切なことも。
出会い直したあの時、彼はそれとはまた新たな気持ちにも出会っていた。
しかし昔の慣れ親しんだ関係が思い出され、湧き出す想いはままならない。
ほのかも案外鈍いところはそのままで、二人はやはり身内のような関係に
我知らず戻ってしまった。しかし言い争いは夏が楽だからそうしてしまうのだ。
再会後はほのかにしつこく食い下がられて連絡先は教えたものの、夏は会えば
先のようにぐだぐだと文句を付けたりして一緒に居る時間は口論に費やされる。
そして後になって落ち込む。不甲斐無さや己の未熟さを思い知らされて。


「それって合コンじゃねぇかよ!法科だと!?下手な馬鹿より始末悪いぞ!」
「友達が穴埋めしてくれって言うんだもん。大丈夫だよ、途中で抜けるし。」
「そんなことしたら思う壺だ!送り狼って言葉も知らねぇのか!?」
「ちょっと良いお店のフレンチなんだよ!?いいじゃないかそれくらい・・」
「そんなもんどこでも連れてってやる。合コンはダメだ。狼の巣だぞ!?」
「ほのかもう子どもじゃないんだよ!?」
「子供じゃねぇから言ってんだろっ!?」
「?!・・・う・・うん・・そうか。でもさ・・」
「・・・お前、男は?・いるとは聞いてねぇが。」
「えっなんなのその訊き方。いないよ、付き合ってる人ってことでしょ?」
「そうか。なら付き合えって言われたら付き合いたい男がいるのか!?」
「え〜?!そんなことまで!?い、いないよ。なんなんだよも〜っ!?」
「俺が認めない男とは交際禁止だ。いいな!?」
「きみはお父さんかいっ!?無茶苦茶だよっ!」
「うるせぇっ!中坊の頃からお前の保護者同然だ。言うこと聞けっ!」
「ひっど・・きみはなんだか我侭に拍車が掛かったというか横暴というか。」
「男を男とわからンヤツに付き合う資格無しだ。アホゥめ!」
「おかしいな・・どっかおかしいことない?!この流れ・・」

「とっととお茶淹れて来い。流しがあるからそこで湯沸かせ。火傷するなよ。」
「・・はいはい・・」


ほのかは考えるのは中断して研究室にある簡易な台所に立つとそこも惨状だった。
めげずにヤカンを火にかけると、弁当包みを広げて食べ始めた夏を窺った。
口は悪いし、最近はだらしない姿でも平気でああだし、親父臭さが増した。
そのうえ我侭でどうしようもない心配症でネガティブシンキングで・・・
けれど、姿勢良くほのかの手料理を決して残さず食べてくれる。
破滅的な処女作を彼は見事に平らげてくれたことを今も覚えている。
6年も経てば腕も上がっているが、関係なくきちんと「ご馳走様」と言ってくれる。
そこは変わらなくて嬉しいとほのかはこっそり思った。

お茶を淹れて差し出すと、「ご馳走さん」と小さく呟かれて微笑んだ。
こうして向い合ってお茶を飲んでいると何年も経ったという事実が信じ難い。
会えなくなってどれだけ寂しいと思ったかということを夏は知らないのだ。
ほのかは心の中で恨み言を呟いた。何故かあの頃のように抱きつけなくなった。
昔なら”会いたかった”と腕にしがみついたり胸にだって飛び込んで甘えられた。
出来なくなって寂しい。出来なくなったのはどうして?せっかく会えたのに。
こうしてお茶を飲んだり一緒に過ごしたいと会えない間願い続けていたというのに。
これ以上は贅沢かなとほのかは一人想い、不精髭の男を今一度じっと見詰めた。


「なっち、合コンがダメなら止めとくよ。」
「!?・・ああ、そうしろ。飲みに行きたいなら連れてってやる。」
「なっちが!?一緒にお酒は初めてだね!?うん、行こう行こう!」
「お前飲んだことあるのか?男に誘われても絶対に頷くなよ!?」
「お家でお父さんに付き合うことはたまにあるよ。あんまり強くない。」
「だろうな。危ないヤツ。酔っ払いの男がどれほど質悪いか・・」
「ふ〜ん・・そういえば師匠がお酒好きなんだっけ。なっちも強いの?」
「まぁまぁだ。師父ほどではないが潰れた事はない。」
「それってかなり強いんじゃ・・楽しみだな。お風呂は入って来てよ?!」

フンと鼻を鳴らされてほのかは眉を顰めた。まさかヒゲ面のままで?
どうせなら彼の尊敬する師匠のように伸ばしてみたらどうだろうかと想像する。
しかし想像がつかずに諦めた。夏ならどちらでも似合うかもしれないと思う。
あの頃は自分も子供だったが、夏だって似たようなものだったと今ならわかる。
それでも楽しくて、優しいところや律儀なところ、意外に凝り性なところなど
想い出は鮮やかにほのかのなかで今も息づいている。そして今、今の夏は
やっぱり口が悪くて素直じゃなくてほのかのことを心配ばかりしているが
それが嫌なのではない。何かが足りない。それが知りたくて悩んでいる。


「そういえばさ、なっちのお家最近行かないけど・・掃除とかしてる?」
「来なくて良いぞ。するヤツがいるから。」
「えっ!?誰それ、まさか・・彼女とか・・?」
「雇いの家政婦だ。俺がする時間が持てなくなったからな。」
「知らなかった・・あのさ、何気にスルーしたよね、付き合ってる人、いるの?」
「んな暇があるように見えるんなら俺もまだまだだな・・」
「なんだ!?いないってこと?でも家政婦さんってさあ・・女の人なの?」
「知らん。秘書に采配を任せてる。俺が直接顔を合わせることはないな。」
「へぇ・・ほのかがいるのに・・どうして会社の人とか家政婦さんなの?」
「・・そんで暇だから合コンでもして男を作るつもりだったってのか?!」
「なんでそうなるの!?もういいよ、食べたらおべんと箱返してねっ!」

肝心のことになると夏ははぐらかしたり流したりだ。そのことははっきりした。

”まただ!もやもやする。ほのかは頼りに為らない!?なっちの役に立たないの?”

腹が立つような悲しいような、曖昧な感情に苛立った。どうしたいのだろう。
夏の世話係りは私だと口から出そうだったが否定が怖くて言い出せなかった。
蟠った心のまま弁当箱を包み終え、ほのかは立ち上がった。夏を直接見ずに

「ほんとにちゃんとお風呂入ってベッドで寝なさい。いいね、わかった!?」
「お粗末さまでした!じゃあねっ!?」

そう言い捨てて出て行くつもりだった。が、ついチラ見した夏の様子がおかしい。
大学の備品である安普請の長椅子に腰掛けていた夏だが、なんだか目が据わって居る。
憔悴した顔は少しマシになったようでもあるが、もしや腹が膨れて眠気が増したのか。
倒れるのではないかとほのかが案じた途端、夏に腕を引っぱられた。驚いてよろけると
夏の隣にどすんと座らされ、あっという間に膝上に頭がのっかった。所謂膝枕だ。
文句を言う暇もない。夏は既にすーすーと寝息を立てているではないか。

「ちょっと・・これ・・帰れないじゃないか。・・ドタキャン怒られるかなあ;」

ほのかは溜息交じりに鞄を手繰り寄せ、携帯を探して友人にメールを送った。
そして返信で夏を起こさないように電源を落とす。夏に掴ったのだから仕方ない。
しょうがないなぁ・・と嘆くほのかだが、この時はすっかり苛立ちを忘れていた。


    〜続く〜









発案は杜さん・原案設定はやまんばさんより頂き新シリーズでスタートしました。
イメージイラストをやまんばさんより頂いてますが、公開はしばらくお待ち下さいv