恵美佳奈乃さまへの奉げモノv




本来ならばGIFTなどに展示させていただくのですが
やはりこれは表には置けません・・・(笑)
すいません。絵からご了解くださると嬉しいデス。
そしてこの絵に素晴らしい文を添えていただいたのです!(無理やりっぽい)
恵美佳奈乃さまに書いていただきました!ドーゾご堪能ください!!
官能的な中にも美しさと儚さ漂う素敵な文をありがとうございます。



*逢魔時の赤闇のなかで(殺生丸)*


太陽の末期の光が
辺りを血色に染め上げる時刻。
妖しは芳香に誘われ
野の花を手折る。
日向で慈しまれた娘を
陰なる者が抱き寄せ
無垢を犯し
愛欲に浸す。
娘は魔に魅入られ
夢中で口接けを贈る。
瞳を閉じた娘の顔は
黄金の邪眼に見詰められて
淫の悦びに咲き
情を交わす肉体は
蔓草のように絡みつく。
妖しが片手で掴んだ小尻を押せば
更に結びつきは深増し
妖しの為に開かれた娘の脚は
快楽に打ち震え
邪の精に汚されて
白い背をしならせる。
妖しが望むのは
惹かれた娘の全て。
故に飽かず貪り
同時に愛(かな)しむ 。
儚き花の命を。