泣かないで



あたたかい涙だった
あまりに綺麗なんで見惚れた
いつも泣かしちまって
自分を責めてきたけど
今日の涙は違う
ずっと眺めてたいくらいに
幸せな涙だよ
でもつい言っちまう
「泣くなよ」
「うるさいっ・・」
なんで怒るんだよ、なあ
「馬鹿・馬鹿・ばかばかばか・・」
「・・・・ごめん」
どうしたって俺はおまえに勝てない
カッコわりぃよな
惚れてるんだからしょうがないだろ
なあ、だから・・・泣くなよ
俺まで泣きそうになるだろ
「泣いたっていいでしょ」
「・・・うん」
微笑みは凄絶に俺を震わせる
もう勘弁してくれよ
これ以上おまえにまいっちまったら
俺はもう・・・
「馬鹿エド・・愛してる」
「おまえ・・・俺を殺す気かよ・・」
「死なさないわよ」
「・・ああ」

あたたかい涙が俺に降りかかる
優しさで満たされる
抱きしめる腕の切なさに
気が遠くなるのを感じた






初エドウィン///恥かしいもの書いてごめんなさい・・